たくさんの動物たちが新しい家族を探しています。

熊本県と熊本市の動物愛護センター、県内各地の保健所、民間の動物保護団体には、とてもたくさんの犬や猫が保護されています。

 

たとえば、熊本県動物愛護センターの本来のキャパシティは、犬50頭・猫20匹程度。

ですが現在(2020年)は、犬は約120頭・猫は約60匹が収容されています。

 

熊本は殺処分ゼロを目指しています。殺処分なんか、誰もしたくはありませんから。

でも、常に収容量の限界でパンク状態だったりギリギリの施設がほとんどです。

動物たちがどんどん入ってきます。保護の依頼や相談の連絡もひっきりなしです。

 

また、コロナ以降の日本では、新たにペットを迎える人が増えました。

それ自体は喜ばしいことですが、それ以上に、保護動物たちはまだたくさんいます。

譲渡会が出来なかったり、施設来訪を制限せざるを得ない状況でもあります。

ですが、保護動物の数は自粛してくれませんし、動物たちのお世話も日々続きます。

 

保護団体さんの多くは、お勤めだったり主婦だったりの「普通の人」によるボランティア活動です。

多額の助成金や多額の企業寄付などはありません。ほとんどが一般の方からの寄付と自分たちの持ち出しで運営しています。

その活動内容は、動物の保護・管理・譲渡、適正な飼い方の啓発、野良猫問題の解決、など多岐にわたります。

動物たちのために、絶え間なく活動していらっしゃいます。

 

ジョートフルは保護団体ではありません。動物の保護もお世話もできません。

「譲渡の促進」というごく一部分だけの活動ですが、少しでも保護団体のみなさんをサポートしたいという想いで、いろいろな形での譲渡会を開催しています。

 

譲渡をFULL(いっぱい!)に。

幸せな犬たち猫たちニンゲンたちでいっぱいの世の中になりますように。